歯医者選びは迷うものです。行ったことのない歯科医院はどういった先生、雰囲気、設備なのかわからないので、人から聞いたり、ネットで口コミをみて判断するしかありません。施術した歯医者によって、その後の歯の快適さが違ってきたりしますから、できるだけ良いところにかかりたいものです。技量ももちろん大切ですが、患者の立場になって治療をしてくれるかどうかも非常に重要です。
中には患者に説明なしに歯を抜き、差し歯にしてしまったという考えられないケースもあります。治療前にちゃんとどこが悪いのか、どういった治療をするのか説明するのは当然のことなのです。それをしなかったり、こちらが質問してもきちんと答えてくれない歯医者は避けたほうがいいでしょう。そして、できるだけ優しい歯医者がいい、と思うのが実際のところ本音としてあるでしょう。
歯科治療は痛みを伴うものですので、患者が「痛い」と言っているのに、無視して続けるようだと非常に不安です。「痛かったら痛いと言ってください」と言ってくれて、痛みをうったえたら治療をすぐ中断してくれると安心感があります。それから麻酔がうまいかどうかというのもポイントです。どんなふうに治療してもらったかで、その後の歯医者にたいする見方が変わります。
とくに子どもさんですと、治療のしかたが悪いと恐怖症になって、その後行きたがらなくなってしまうので配慮が必要です。できるだけ良い歯科医院にかからせてあげることが大切です。