最近は、医師という職業が人気であり、医学部への進学がかなり難しくなっている状況です。ですから、多くの高校生が医学部を目指して勉強をしていきます。しかし、同じ医療関係でも歯科医師になりたい人や薬剤師になりたい人、看護師になりたい人などもいて、どれも専門的な仕事を目指していたりするのです。その中でも歯科医師になるためにも、それなりに準備をする必要があります。
まずは大学の歯学部に入学できるように受験の準備をしていきます。また、学費もかかります。国公立であれば、それほど経済的な負担はかからないのですが、私立だと6年間で3000万円以上の費用がかかったりするので、それなりの覚悟が必要になります。さらに、留年の可能性も常にあるので、6年間で卒業できないとそれ以上の費用がかかるようになるのです。
ですから、国公立に入ることができるように勉強を進めるのが一番いいのです。しかしながら、私立でも昔からあるような有名な大学の歯学部もあるので、そういったところを初めから目指すという人もいるのです。日大や日本歯科、東京歯科などがそうですが、わりと新しい昭和大学も注目を集めています。大学の歯学部に入ったとしても、6年間の専門的な学習が待っているので、勉学を怠らないようにしなければなりません。
実習や実験などもあります。そして大学の卒業時あたりに国家試験があるので、それに合格できれば研修医として1年間研修をしていくようになるのです。その後、晴れて歯科医になれるのです。